コンタクトレンズを選ぶときは、値段、ワンデーか2ウィークか、ソフトかハードか、などなど…。種類が色々ありすぎて、迷ってしまいますよね。中でも、「酸素透過率」と「含水率」について気になっている人も多いかと思います。「数値を見てもよくわからない…」「高い方が良いってほんと?」そんなハテナがある人たちのために、コンタクトレンズの酸素透過率と含水率について解説します!
酸素透過率について
酸素透過係数(DK値)とは
酸素透過係数とは名前の通り、コンタクトレンズを通して「酸素」がどれくらい目に「透過」するのか表している数値です。コンタクトレンズの中で酸素がどれほど移動できるのかという「D」と、空気の中の酸素がコンタクトレンズにどれほど届くのかという「K」をかけあわせたものです。
酸素透過率(DK/L値)とは
上の項目で説明した酸素透過係数に、レンズの厚さを考えた数値が酸素透過率です。酸素透過係数だけだと、コンタクトレンズが厚くなればなるほど酸素が通りづらくなって、数値が悪くなってしまいますよね。ですので、「もし同じ厚みだったら酸素はどれくらい通るんだろう?」という酸素透過率の数値が必要なんです。
高い方が良いの?
「じゃあ結局、酸素透過率って高い方が良いの?」というハテナが浮かぶと思いますが、その通りです!目の角膜という部分は、空気中の酸素を取り込んでいます。コンタクトレンズを通して目の角膜に酸素が届かないと、傷がついてしまったり感染症になってしまったりすることがあります。ですので、酸素透過率が高い方が角膜に酸素を届けることができるから、目の健康のために良いんです。
含水率について
含水率とは
コンタクトレンズにどれくらいの水分があるのか表している数値が、含水率です。なので、この数値が高ければ高いほど、水分が多い商品ということです。含水率が50%以上なら「高含水コンタクトレンズ」、50%未満なら「低含水コンタクトレンズ」といいます。
高い方が良いの?
「なら、含水率が高い方が良いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そうとは限らないんです。
たしかに、含水率が高いコンタクトレンズの方が、うるおっていて着け心地がいいです。でも、水分が蒸発しやすく、消えた水分を取り戻すために涙をたくさん吸収してしまいます。ですので、着けてから時間がたつと乾燥しやすいです。
逆に、含水率が低いコンタクトレンズは、着け心地の面では劣ります。しかし、水分が蒸発しづらいので、長い時間つけても一定のうるおいをキープしやすいです。
以上のことから、「含水率は絶対高い方が良い!」というわけではありません。それぞれの目の状態に合ったコンタクトレンズを選びましょう。コンタクトレンズを短い間着ける人や涙の量が多い人は高含水コンタクトレンズ、コンタクトレンズを長時間つける人やドライアイの人は低含水コンタクトレンズがおすすめです。
まとめ
酸素透過率と含水率についてわかりましたか?コンタクトレンズを選ぶときに、ひとつの目安にしてみてくださいね。酸素透過率が高い商品を探しているなら、通販のSILCHIKAで購入できるデイリーズトータルワンという商品がおすすめ!トップレベルの酸素透過率で、目の充血や感染症を防ぎます。ぜひ買ってみてくださいね!